2022.11/18

レーシングカート業界で最大のブレーキパッド製造シェアを誇るスロベニアのSINTER社に3年9カ月ぶりに伺いました。SINTER社は多くの大手レーシングカートメーカーから純正ブレーキパッド製造を委託され、また汎用ブレーキパッドのシェアでも多くを占めるレーシングカート業界では絶対不可欠なメーカーです。こちらの会社も2代目若社長のミハ・クラぺスさんと個人的に大親友。いつもSNS上でも交流する友人でありながら、弊社の大事なお取引先のひとつでもあります。到着早々にビジネスミーティングを行いました。現在のレーシングカート業界の意見交換や製品の説明、そしてまだこちらには記載できませんが新分野への進出を計画しておりまして、そちらにつきましてもミハさんのご意見、アドバイス、知見を授かりました。実はSINTER社に来るのはもう3回目。会社の中も良く知っていますが、改めてミハさんが案内してくれました。前回訪問した2019年初頭より従業員さんも多くなったそうで、工場部門の皆さん11月にも関わらずTシャツで一生懸命働かれていました。ミハさん曰く、製造ラインをデジタル化しようとしているそうで、現在アナログに製品のプロセスを組んでいる所を、システムを組み込み私達各国のディストリビューターから来た注文が短納期で出来るように計算し、画面で従業員の皆さんへ「これを作り終わったら、次はこの作業に移って下さい。」と製造パフォーマンスの向上に取り組んでいる最中との事でした。その後一緒にランチ、ミハさんはまた別のお客様ともミーティングがあったので「夜ご飯でまた合流しましょう。それまで僕も仕事あるから、ここから20分くらいのスロベニア自動車博物館でも行って色々見てきたら？」との事で、ミハさんお勧めの自動車博物館を見学。古城を改築した博物館にレトロな自動車をはじめ農工具や様々な機械系が展示される見ごたえある博物館でした。夜もミハさんの車でスロベニアの首都リュブリャナを見せてもらい、これでもかというくらいの晩御飯をご馳走になりました。翌日はSINTER社が土曜お休みで、ミハさんがスロベニア観光に連れて行ってくれることになりました。続く