2019.2/17

　カートの聖地ともいわれるイタリアはサウスガルダサーキットにて毎年2月中旬に行われるWINTER CUPを視察しました。

　2007-2008年にイタリアINTREPID社に勤務していた私が、1年間の修行の後 初めて正式なワークスのメカニックとしてデビューしたのが2008年のWINTER CUPでした。

　そして、今大会は2009年に鈴鹿サーキットで行われたワールドカップにて共に優勝し世界一になった盟友イヤニック・デ・ブラバンデル選手が久々にINTREPIDからのレース参戦とあって現地で応援しました。

　イヤニック選手も過去にこのWINTER CUPを制し、前述の通り世界一にもなった選手ですが、実は直近の別レースにて大きな怪我を負い、今大会では随所に凄まじい走りとタイムを出すのですが、出場選手の殆どがワークスドライバーのとてつもなくレベルが高いカテゴリーという事もありいい結果は出せませんでした。

　会場では今は別のチームにいる私のイタリア在住時のルームメイトや担当ドライバー、仲のいいメカニックなど様々な方々と再会し情報を吸収しました。WINTER CUPのKZ2クラスは98名のドライバーの約半分がワークスドライバー、またそれ以外の選手も引けを取らない背筋も凍るようなレベルでした・・・。