2019.2/17

　ラジエーター製造メーカーのKE社 マルコ社長がどうしても見せたい新製品があるからと、わざわざ車で1時間かけてWINTER CUPが行われているサウスガルダサーキットへ来てくれました。KE社は昨年のドイツ カートショーで一目惚れしたイタリアの新興ラジエーターメーカーで、マルコさんはその若き社長です。

　新製品はなんとラジエーターホースの入り口と出口が両方とも下部にあるというもの。この方式により従来では上部から流れていた水の通り道より長くラジエーター内を水が流れ、通常のタイプより約5℃ほど良く冷えるとの事でした。気温が25℃以下の環境では、あまり違いは分からないそうですが、夏場などの気温が25℃を超えだすと冷え方が全く変わるのだそうです。このおかげで、大型ラジエーターを装着する環境でもミディアムタイプのまま走行が可能となり、空力的にも重量的にもアドバンテージを得ることが出来ます。早速日本にも輸入するよ！と約束してしまう素晴らしい商品です。

　このKE社、毎年売り上げを30%ずつ伸ばす驚異の新興メーカーです。製品も確実に抜群で、弊社ワークスチームでも2018年より導入し夏場でもミディアムタイプのラジエーターでレースできるほどの素晴らしいパフォーマンスを誇ります。皆さんもラジエーターでお悩みの際は是非KE製品をお試しください！なお、当日のサウスガルダサーキットは夏のような日差しで、私もマルコさんも陽を浴び凄い顔で写真に納まっていますが、心は笑顔です。